ブックタイトル心を手放す
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心を手放す
2の内側へ目を向け、人間とは何か、真理への理解を深め、自立した新たな人生を歩く。それが再生、もう一度生き直す、ということです。本書はその手引きとして、あなたをガイドするものです。釈迦(ブッダ)が生まれるずっと以前から、インドでは皆、神を信じています。どこの家庭にも小さな寺院があり、神やマスターを祀り、家族が毎日そこで祈ります。子どもは、家族や社会の教えで神を信じることが自然に身についています。そうした神を尊ぶインド社会の中でのバラモン(ブラーミン)という司祭の上層階級、王侯や戦士階級のクシャトリヤ、そして商人や平民階級のバイシャの人は、社会のしきたりで人生を4つの期間に区切って過ごす「四し住じゅう期き」という生き方を行いました。今はもちろん階級制はないのですが、すべての人にそうした人生の考え方があります。神への信仰が基本にあり、そのもとに人生を生きていきます。四住期の始まりにあたる「学がく生しょう期き」は、将来に備えて学問や教養などを身につける時期です。14歳になるまでは学校での勉強のほか、さまざまな人生の勉強をします。さらに、悪いことをしてはいけないとか、人に親切にしなさいとか、道徳的な学